こんにちは!栃木県にある注文住宅ハウスメーカー 小堀建設です。
アパートなどでよくあるトラブルに「音」に関するものがありますね。
話し声が大きかったり、上の階で子どもがかけっこをしたりすると、隣や下の部屋に音がダイレクトに響いてしまいます。
「壁が薄い」なんて言いますが音が響くのはまさに薄さのせいで、防音や遮音のために当社では壁や天井を「厚く」しています。
といっても、ただ分厚い板を使っているというのではないんですよ~!
今回は家の中の気になる「音」を例にとって、小堀建設の家の「遮音性」についてご紹介します。
■2階の床
当社で特に力を入れているのが、2階床の遮音です。
2階の生活音が1階に響かないように、「遮音4層構造」という構造を取り入れています。
上から順に並べると、
①2階床のフローリング材(12mm)
②シージングボード(床コンビボード9mm)
③硬質石こうボード(スーパーハード12.5mm)
④サウンドカット(防音接着剤)
⑤構造用合板(24mm)
⑥吸音材ロックウール(フェルト55mm)
⑦強化石こうボード(12.5mm)
そしてこの下に1階の天井です。
「いやいや、4層どころじゃないでしょ」とお思いですよね。そうなんです。笑
これだけの種類の異なる床素材を使って、遮音性を高めているんですよ(^^)
特に重要なのが、硬さの違う2種類の石こうボード。
硬いボードと柔らかいボードを入れることで、高音と低音のそれぞれを遮り、共振しないようにしています。
■トイレとリビングの間
昨今はあまり廊下をつくらず、空間を広く使ったLDK設計が増えています。
そこで問題になるのが、トイレの音。
お客さまがいらしたときはもちろん、家族内でもトイレの音が響いてしまうのは気持ちいいものではありませんよね。
当社では、トイレとリビングの壁の間に遮音効果に優れた断熱材を入れることで解決しています。
断熱材で音の伝わり方が断然違ってくるんですよ!
それから、トイレの管に遮音効果のあるカバーを巻いて、水洗の音を聞こえにくくしています。
当社は防音室の施工事例も多いんです。
ピアノ教室の先生をしていらっしゃるお施主さまが、防音性能に感動して、音楽教室を営むお友達を紹介してくださることもしばしばなんですよ♪
毎日音に触れている、プロの方のお墨付きをいただいたみたいで光栄です(^^)
床の4層構造やトイレのダクトカバーは、小堀建設の営業所で見本を見ることができますので、ぜひお訪ねくださいね。
皆さまのご来店お待ちしております!