私の好きな言葉です。
「古くして古きもの滅ぶ 新しくて新しきものまた滅ぶ 古くして新しきもののみ永遠不滅」
会社は永続発展することが最大の使命です。
企業でも成功した技術、商品や経営方法が、消費期限はさておき、賞味期限がきても気づかなかったり、気づいても過去の成功体験が障害となって捨てられないことが多い。
特に経営方法の変更は、業績が追いつめられた時は新しい方式に従業員の支持が集まりやすいが、ある程度の利益を確保し成長している時、将来の環境変化に備えて変革に挑戦するにはエネルギーが必要です。
人間は、個として生まれ、自由に生きているのですから、いろいろな発想をする人があってもいいと思います。
組織においても、各人が全く自由な発想のもとに行動し、それでいて調和がとれているというのが、最高の姿だと思います。
しかし、私の経験からすれば、これは理想であって、実際のところは力がそろわず、決してうまくいくことはありません。歴史を見ても、勝手な連中が集まって長く栄えた集団はありません。
集団を構成する、個々の人々の志向が一致していないと、力が分散してしまい、大きな力を発揮し続けることができないからです。
そのため、常に集団のベクトルをそろえておく必要があるのです。
ベクトルをそろえるとは、考え方を共有していこうということです。人間として考え行動していくための、最もベーシックな哲学をともにし、それを座標軸に、各人が持てる個性を存分に発揮していこうということなのです。
同好のサークルならば、自由な発想と個性の発揮だけでいいでしょう。しかし、目的を持った集団(会社)であれば、価値観を共有してはじめて、達成への永続的、集中的な取り組みが可能となるのです。稲盛和夫さんの言葉です。
会社を眺めると、小堀建設は素晴らしい可能性を秘めた最高の会社だと思います。小堀建設の歴史を考えると私自身の努力はまだまだ足りませんが、この小堀建設をつくり受け継いできた人たちが、いつかこの会社を誇れるように、その為に、私がここにいるのだと思います。 これから偉大なる新しい歴史をつくり、経営理念である「小堀建設と関係のあるすべての人を幸福にする」を心から感じ、仲間と共に人生を謳歌し、日々真剣に努力していきたいと考えています。
平成21年4月吉日
常務取締役
小堀 彰久